ここ半年ほど田舎で実家がある茨城の山奥で生活しています。それまでは都内でWeb系の会社で仕事勤めしてました。たまに都内に出たりもしますが田舎で独身生活してて感じたことをつらつらと書いてみます。
田舎と言ってもレベルがあると思うんです。コンビニまでの距離とか駅までの距離とかで雲泥の差があります。
置かれている立地について
自販機まで車で5分、コンビニまで車で15分、最寄り駅まで車で35分、主要都市まで車で1時間。という立地。都内に出るまでは2.5~3時間といった所なので、その点は都市までもっと離れた山間や離島などに比べればマシな方です。
自然豊かな山あいの家屋、であり山ん中のど田舎です。一人一台車がないと独立した生活は送れません。金スマでたまにやっている田舎生活のロケ地が近隣にありますがあそこのほうが街まで近いです。
家のインフラ環境について
光回線、とはいっても直接家まで引いているわけではないのでそんなに速くはないですが、ネット回線と無線LANでネットにアクセスできます。
PCはもとより、スマホ、タブレットなどは快適に使えます。郵便物などは少し遅いですが、宅配は早めに届きます、腐っても関東です。よく聞かれますが、テレビも東京都全く同じ局が見られます。
田舎の利点
空気はキレイです。田舎といえばこの空気が澄んでいるという当り障りのない褒め言葉ですが、空の青さも雲の輪郭も山の青さも気持ちがいいのは間違いありません。
地の食べ物は美味しい。鮮度も違いますし水も美味しいのであたり前ですが、季節モノを身近に感じられるのもいいですね。畑に好きな野菜を植えてみたり、火を焚いて焼いてみたり、山菜をとりに山に分け入ったり。醍醐味を味わえます。
家賃は安い。実家なのでかかってないんですが。店が遠いので変な無駄使いは減ります。
心の余裕と言うか、リセットする気の持ちようみたいなものは生まれると思います。ずるずる日にちばかり過ぎていく面も有りますが、考えこんでいるばかりよりはマシです。
田舎の難点
飲み会とか会食に行けません。車で出かけないといけないので飲めませんし、運転代行で帰るような距離じゃありません。
新しい料理、多国籍料理をあまり食べられません。田舎スーパーにはあまり目新しい食材は並びませんし、家で作れるもの止まりです。頑張れば作れるものも多いでしょうが、本物の味は食べてみないとわかりませんしね。
出会いがありません。異性との出会いももちろんですが、同世代や同職などの交流もできません、直接あって飲みながら話ができるってやっぱり素晴らしいことです。結婚していて家族がいればまた別なんでしょうが、またそれはそれで別の苦難がありそうです。一人になれ無い(なりづらい)ってのも同じような問題ですね。
生活費が安くなるって事は無いと思います、車のガソリン代も高くなっているので。
欲しいものはネットですぐ買えるので問題無いですが、今すぐ手に欲しいとなると一般的な店にあるもの以外は難しいですね。
仕事は無いです。Web系の会社は特に。SOHOとかアフィリエイトとかネットで稼いでるとかでない限り。職は選べないと思います。
まとめ
田舎はいいですよ。
物は手に入りやすくなっているし、生活には困らないようにいくらでもできます。
ただ、新しい人との繋がりとかコミュニケーションとかは難しいです。そこがクリアできれば田舎で暮らしていくってのもありだと思います。本気で田舎に暮らそうとすれば自治会とか地元の繋がりは増えるんでしょうけどね。
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