怪獣ウォッチってのが流行ってるんでしょ?って聞かれたから、考察してみる。
妖怪ウォッチがなんでこんなに流行っているのか。
そのポジションは空いていた
自分たちのキャラクター
似ていると真っ先に思い浮かぶポケモンですが、ポケモンアニメを見たことがなくてもピカチューのぬいぐるみが側にある今の子供達には、お兄さんお姉さん、はたまた大人たちの、外の世界で存在するキャラクターのように写っていてもおかしくありません。
そこに入り込んできた、自分で見つけた自分達の世界のキャラクターは友達です。
みんなピカチューは知ってます。でもジバニャンは自分が教えてあげられます。それを純粋に自分の世界のものを教えてあげられて嬉しいって思う気持ちもある。
子供達だけのカルチャーがある。ポケモンと被ると思うのは大人目線だからであって、大人の入り込みすぎたポケモンはまた別のカルチャーとして受け入れてるんじゃないかな。
わかりやすい一話完結ストーリー
悪さをするボスを倒しに行くでもなく、困難なトーナメントを勝ち上がっていくでもない。
その時起きた事件を妖怪と共に解決するという藤子不二雄作品のようなストーリーは、子供にとって集中して話を楽しめるものです。
どの回からでも、何度も見返せる。
アニメに引っ張られてゲームも人気に
3DSでのゲームから始まった妖怪ウォッチですが、アニメでの人気が火をつけたのは間違いないでしょう。ここはポケモンとは異なる点ですが(ポケモンはゲームのヒットが先)もともと、クロスメディアを意識した制作を行っているレベルファイブなのでどちらが先でも変わりなかったと思います。
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コレクション欲求と宝物
クオリティーの高いアニメ
可愛さ、作画、配色、声、などこれまで多くのキッズアニメを制作してきたレベルファイブのキャラクターの魅力は少年少女かかわらず人気のでる所以です。キャラクター物ヒットの促進層である女子中高生や子供の親である層まで巻き込む自力を持っています。
宝物を見て欲しい
全部集めたいというものではなく、好きなキャラクターを手に入れると嬉しいという、小さいころ誰しもが通ったであろう道です。ビックリマンチョコのキラカードが出た時の喜び、仮面ライダーの変身ベルトを身につけた満足感、魔法のステッキで変身する自分。
欲しいと同時に自分の宝物をみんなに見せたいという子供の純真な欲求があるんだと思います。
メディアの報道
ニュースでやってた
子供に近い環境で過ごしていない大人にとって、初めて見た情報が妖怪ウォッチが流行ってるというニュース情報を見た時点で、多くの大人は疑いなく流行っているものとして認識します。
流行っているなら買ってみよう、買ってあげようという意識も出てきます。まさに周りと同じものを求めたがるのは日本人に多いようですしね。
欠品、品薄の関連グッズが人気の凄さと感じる
人気で売り切れが続出ですと言われれば、そんなに人気があるんだと安易に受け止めます。わかりやすく人気度を伝える事もできるため、メディアもこぞって商品の売り切れを報道します。
「品薄商法」などとも揶揄されますが、今回はこんなに売れると思わなかったというのが正しいでしょう。売れるかわからないものに初めから生産ラインを確保しませんから。
特に品薄と騒がれていすのがウォッチとメダルですね。
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まとめ
今の子供目線でポケモンはもうみんなの物で、ジバニャンは自分たちの物。
ピカチュウ。あなたは強くなりすぎた。
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