2016年に書いた記事を、2026年に読みやすく整えて載せ直しています。作品の紹介は、当時の選書のまま書き直しました。
『よつばと!』が第20回手塚治虫文化賞のマンガ大賞を受賞しましたね(2016年)。よつばと!好きにはうれしいニュースです。同じ年の大賞は、もう一作『鼻紙写楽』だそうです。こっちはまだ読んだことがないので、読んでみたいですね。
今回は、『よつばと!』が好きな人におすすめの漫画を紹介します。やはりあの独特の間や雰囲気が好きな人が多いんじゃないでしょうか。キャラクターの表情も豊かで、感情移入できますよね。そんな空気感や、表情の豊かな作品を選んでみました。
1. 銀のニーナ
東京で仕事を失って田舎に戻った27歳の青年と、実家で待っていた銀髪の姪・ニーナの暮らしを描く漫画です。大人と子どもがゆっくり近づいていく、のんびりした空気がよつばと!に近いと思います。
2. 甘々と稲妻
妻を亡くし、ひとりで娘を育てる数学教師が、教え子の女子高生と一緒にごはんを作って、娘と3人で食べるようになる話です。子どもの表情の描き方と、ごはんのおいしそうな場面が魅力です。
3. ばらかもん
都会育ちの若い書道家が島に移り住み、遠慮のない島の子どもたちや大人たちに振り回される話です。島の子どもたちの元気さは、よつばを思い出させます。
4. リューシカ・リューシカ
空想好きな少女リューシカの目に映る、ちょっとずれていて不思議な日常を描いた漫画です。子どもの頭の中をそのまま絵にしたような世界で、よつばの突拍子のなさが好きな人に合います。
5. ふらいんぐうぃっち
見習い魔女の真琴が、黒猫のチトと一緒に横浜から青森の親戚の家に引っ越してきて暮らす話です。魔女なのに大事件はほとんど起きず、青森の季節の中でのんびり過ぎていく毎日が心地いい作品です。
6. それでも町は廻っている
下町の商店街にある、ちょっと変わったメイド喫茶「シーサイド」で働く女子高生・歩鳥を中心にした日常もの……と見せかけて、SFやミステリの回も混ざる、一話ずつ味の違う漫画です。
7. 乙嫁語り
19世紀の中央アジアを舞台に、20歳の花嫁アミルと、12歳の夫カルルクの暮らしを描く漫画です。衣装や刺繍、暮らしの道具まで描き込まれた絵が見事で、よつばと!とは違いますが、ページをめくる手が止まらない、ゆったりした時間が流れています。
まとめ
ちょっと雰囲気の違うものも入っていますが、世界観に引き込まれるような、時間がゆったり進んでいるような感覚の作品だと思います。何度も読み返せる作品なのも共通しているかもしれませんね。何度も読み返す作品といえば、自分のなかでは『レベルE』だったりします。よつばと!とはかけ離れてますけどね。
よつばと!で好きなシーンは多々ありますが、ホットケーキを焼くところとか、あさぎ、とらとの絡みとかが好きです。ということで、まったりしたいときに読む本としていかがでしょうか。

